道具と暮らしTHE JOURNAL — 015

AIを開く前に紙へ1行書く。
ChatGPTへの「丸投げ」を減らすノートの使い方

白紙のままAIに渡す前に、自分の言葉を一行だけ置く。

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この記事の目次

白紙のままAIに渡す前に、自分の言葉を一行だけ置く。「私はこうしたい」「まだここが分からない」。きれいなノートをつくるためではなく、会話の中で自分の希望を見失わないためのメモです。

何を書けばよいか迷ったら、目的を書く

「旅行について」ではなく「移動の少ない行き先を決めたい」。「メール」ではなく「日程を二つ示して、相手に選んでもらいたい」。名詞だけではなく、何をしたいかまで書いてみます。

AIから提案をもらったあと、その一行に戻ります。詳しくても目的と関係がない情報は、今は採用しなくてよいと分かります。最初の希望を残すことが、回答を選ぶ物差しになります。

余裕があれば、三行に分ける

1行目:今回決めること

「週末の予定を一つ決める」。今回の会話が終わったあと、何が決まっていればよいかを書きます。

2行目:自分の仮の答え

「近場の公園がよさそう」。根拠が十分でなくても、自分の希望を置いておきます。あとでAIの案と比べる対象になります。

3行目:確かめたいこと

「雨でも過ごせる場所が近くにあるか」。質問はここから作ります。考える作業を全部渡す代わりに、分からない点を具体的に手伝ってもらえます。

仕事なら「相手に日程を選んでもらう。火曜か木曜を提案する。急かさない言い方だけ相談したい。」

三行を埋めることが目的ではありません。最初の一行だけで質問が決まれば、そこで進めます。

返事をもらったあとも、紙に戻る

採用する案に丸をつけ、選んだ理由を一言残します。「予算内」「相手が返事しやすい」「自分で続けられそう」。この理由を言えると、AIの提案を自分の判断へ戻せます。

迷いが増えたら、最初に書いた条件と照らします。条件を変えたくなったなら、消すより横に書き足す。どうして変えたかが見えるので、同じ問いを何度も繰り返すときにも戻れます。

会話の全文を手書きで写す必要はありません。残すのは自分の目的、選んだもの、次にすること。使い終えたメモは捨ててもよいのです。

紙は、続け方で選ぶ

その場で一枚ずつ使いたいならメモパッド。決めたことを後で振り返りたいなら綴じノート。持ち歩くならバッグへ収まるサイズを選びます。

ロディア No.16はA5サイズのメモパッドで、紙を切り離して使う場面に合わせやすい候補です。用事ごとに一枚を使い、終わったら片づけたい人向け。日々の考えを一冊に残したい人は、ノート5選で綴じノートやリング式も比べられます。

高い紙でなくてもできます。裏紙といつものペンで試し、書く場所が足りない、持ち歩きにくいなどの理由が出たら選び直してください。

何も浮かばない日には、分からないことを書く

「どこから考えればよいか分からない」も、自分の状態を表す一行です。そこから「選ぶために必要な条件を質問して」とAIに頼めます。無理に立派な意見を用意する必要はありません。

考える力とAIの付き合い方で大切にしているのも、自力だけで完成させることではなく、自分の出番を残すことです。一行を持って相談すれば、その後の答えをどう使いたいかが少し見えやすくなります。

よくある質問

デジタルのメモでもよいですか?

もちろんです。AIの回答と自分のメモを分けて置ければ使えます。紙は別のアプリへ移りにくい点で選択肢になります。

何分くらい書けばよいですか?

一行書ければ始められます。考えたいことが残る日は続けてもよく、時間を埋める必要はありません。

ノートを毎日続けるのが苦手です。

AIへ相談する前だけ使えば構いません。日記にせず、その用事が終わればメモも役目を終えてよいと考えます。

参考にした情報

  1. クオバディス・ジャパン:ブロックロディア No.16

文・構成:AI、ほどほどに。編集部。編集方針を読む

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